ヘアトニックの正しい使い方!ここに注意すべき!
2014/01/09
久しぶりに会った友人がヘアトニックと育毛剤の区別がつかない、と言っていました。
その友人は育毛剤のかわりにヘアトニックを使用していると言っていたのですが、ヘアトニックと育毛剤は全くの別物です。
正しく使用することによって効果を最大限発揮しますので、ヘアトニックはヘアトニックの正しい使い方を心掛けましょう。
そこで今回はヘアトニックついてお伝えしていきます(゚▽^*)ノ
≪ヘアトニックとは≫
ヘアトニックは、頭髪用の化粧品の一種です。
水やアルコールの中に清涼刺激剤や油性成分を加え、頭皮に爽快感を与えたり、フケやかゆみを抑えたり頭皮を健やかに保ったりする目的で使用するものです。
一般のヘアトニックでもマッサージなどを併用することで健やかになり、育毛にも効果がある場合があります。
ヘアトニックの有効成分は主に、
角質溶解剤:サルチル酸、乳酸
殺菌剤:レゾルシン、ヒノキチオール
消炎剤:グリチルレチン酸
細胞賦活剤:感光素、ヒノキチオール、モノニトログアコール、プラセンタエキス
血行促進剤:トウガラシチンキ、ビタミンE、センブリエキス、にんにくエキス、
が用いられることが多いようです。
≪ヘアトニックの注意点≫
ヘアトニックを使用する際、「使ったあとの爽快感」を求めて使用することが多いですよね。
しかしなぜサッパリとした爽快感を得られるのでしょう。 ずばり、それはほとんどのヘアトニックにアルコール成分が含まれているからなのです。
アルコール成分は使用感をさっぱりとするには最適であり、かつ安く製造できるため多くの安価なヘアトニックの主成分となっています。
しかしここで気を付けていただきたいのが、アルコール成分は頭皮や毛髪に刺激となる成分であるということです。
アルコール成分は頭皮や毛髪の成長にとって大切なタンパク質を奪います。
髪の毛の主成分でもあり、髪の毛の成長にとって欠かせないタンパク質が奪われれば健康な髪の毛が生えてくることが期待できません。
ヘアトニックを使用する際はアルコールフリーのヘアトニックを使用するようにしましょう。
サッパリ感は減少しますが、頭皮や毛髪のためを考えるならばアルコールフリーのヘアトニックの使用を考えましょう。
≪ヘアトニックの使い方≫
ヘアトニックの使い方は各メーカーにより様々だとは思いますが、ヘアトニックは何のために使用するのかというと「頭皮の潤い」のためです。
頭皮が健康な状態を保ち、健康な髪の毛を育成するには適度な水分が必要です。 保湿というケアは、意外と見落としやすい大切なワンステップです。
サッパリ感だけを強調する「速乾」のヘアトニックなどもありますが、頭皮の乾燥を助長してフケやかゆみの原因になってしまうこともあります。
なるべくアルコールフリーで刺激の少ないヘアトニックを選ぶようにすると頭皮に程よい潤いを与えてくれます。
最後に…
医薬品や医薬部外品に分類される育毛剤とは違って、ヘアトニックは化粧品類に入るものが多いです。
シャンプーなどと一緒ですね。
ヘアトニックの香りは爽やかなものが多いので朝につけて、育毛剤は夜につける、というのも手かもしれません(`・∀・´)
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