ノンシリコンシャンプーで加齢臭が起きる!?皮脂の酸化が原因だった!
2013/10/23
女性でも加齢臭がするって本当!?でもお伝えしたとおり、加齢臭は男性だけのものだと思われがちですが、女性でもします。
加齢臭は一見30代~の大人にありがちなイメージですが、最近女子高生からも加齢臭がする、というニュースを見かけました。
まさか…と思って調べていたら、その原因がノンシリコンシャンプーだということが分かりました。
そこで今回は加齢臭とノンシリコンシャンプーについてお伝えしていきます(-^〇^-)
≪加齢臭とノンシリコンシャンプーのおさらい≫
加齢臭とは、皮脂から発生する臭いのことです。
皮脂が過剰に分泌されると毛穴にたまり、皮脂が酸化し不衛生になると臭いを発生させます。
ノンシリコンシャンプーとは、シリコンが入っていないシャンプーです。
シリコンが配合されていないと、手触りが格段に悪くなるので、もしノンシリコンシャンプーで髪の毛がサラサラになっている場合は、他のコーティング剤が使用されているということになります。
≪ノンシリコンシャンプーが加齢臭の原因?≫
さてそんなノンシリコンシャンプーですが、加齢臭の原因になるというわけは、『酸化』にありました。
ノンシリコンシャンプーは、シリコンを使用しない代わりに油を使うものが多く、この脂が酸化し、酸化した油の臭いが加齢臭のようになるというのです。
ノンシリコンシャンプーに使用されている油が酸化しにくいものならば問題はないのですが、酸化しやすい油を使用しているノンシリコンシャンプーは加齢臭の原因になります。
界面活性剤やシリコンなどのコーティング剤が含まれておらず、髪に良いシャンプーとして人気なノンシリコンシャンプーですが、実は臭いの点で落とし穴があったとは驚きです。
また、ノンシリコンシャンプーに含まれる成分にも加齢臭のような臭いを出させる原因がありました。
ノンシリコンシャンプーというのは髪の毛に良いとうたっているので、アミノ酸系やベタイン系などをメインの洗浄成分として配合しています。
このアミノ酸系やベタイン系の洗浄成分は、一般に使用されている洗浄成分であるラウレス硫酸ナトリウムや石鹸系シャンプーよりも洗浄力がマイルドですが、ラウレス硫酸ナトリウムや石鹸系シャンプーと比べると泡立ちも洗浄力も弱くなります。
大抵ノンシリコンシャンプーは2度洗いがおすすめされており、1回だけ洗ったり、シャンプーの量が少なかったりすると、頭皮の汚れがきちんと落ちておらず、頭皮が不衛生になり、臭いを発します。
≪皮脂の取りすぎもNG!≫
ノンシリコンシャンプーに含まれている油が酸化して加齢臭のような臭いになる、とわかりましたが、実は皮脂のとりすぎも臭いの原因になります。
泡立ちが悪いから!とシャンプーの量を多くしたり、3回以上洗ったりすると、本来必要である頭皮の皮脂が全てなくなることによって過剰分泌が始まり、結果頭皮が加齢臭のような酸っぱい臭いになります。
また、ノンシリコンシャンプーではなく、元々洗浄力が強いシャンプーを使う場合は、皮脂をとりすぎないようシャンプーの量に気を付けましょう。
またどんなシャンプーもそうですが、頭皮をきちんと洗浄したらしっかりとシャワーで洗い流すことが大切です。
目安は3~4分で、シャンプー剤を頭皮に残さないようしっかりと洗い流しましょう。
最後に…
頭皮をいたわりすぎても洗浄力が弱ければその分頭皮に汚れが残りやすくなりますし、かと言って洗浄力が強すぎては皮脂を取りすぎて過剰分泌につながります。
しかもこれからの季節は汗をかき、頭皮が汚れやすくなってきます。
ノンシリコンシャンプーもシリコン入りシャンプーも、どちらもメリット・デメリットがありますので、まずは一度使用しているシャンプーが本当に自分に合っているのか確認してみることが大切です(≧V≦*)
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